中古iPhone の購入場所

  • 中古スマホ店:中古iPhoneを最も安心に購入できる方法です。手厚い保証があるのが特徴で、初期不良はもちろん、前所有者に起因する理由によって端末がSIM通信できなくなった場合にも保証があります。信頼できるお店で購入するか、よく知らないお店の場合は事前に Google マップのクチコミを必ず確認します。クチコミは正当な理由があるネガティブなクチコミを主に参考にします。ネガティブなクチコミに対するお店の反応は、自身が購入したあとのトラブル発生時にどのような対応が期待できるかの目安にもなります。
  • Apple公式サイト:Appleは公式にリファビッシュされた iPhone を販売しています。これらの iPhone は Apple によって検査・修理され、1年間の保証が付いています。
  • 携帯電話キャリア:ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアショップやオンラインストアでも、中古iPhoneを販売しています。キャリアによっては独自の保証やサービスが提供される場合もあります。
  • メルカリ・ヤフオク:中古iPhone を最も安価に購入できる可能性がある方法ですが、中古iPhone 特有のトラブルが起きる可能性があるにもかかわらず保証が全くないため、「中古iPhoneをおすすめしない理由」で、詳しく解説している"ネットワーク利用制限"や、"アクティベーションロック"に関して十分な知識がある人以外にはおすすめしません。それでも購入する場合は購入前に必ず出品者の評価を確認します。
  • 海外アマゾン:海外版iPhone をなるべく安く買いたい場合は、アメリカのアマゾンで "Renewed" の表記がある中古端末や、"Refurbished" の表記がある新品に近い水準まで整備された再生端末を購入できます。本体価格は日本の中古価格とあまり差がありませんが、配送に手間とコストがかかる分高額になります。アメリカのアマゾンは日本へ発送不可の商品が多数あるため、購入方法については「iPhoneの海外版を購入する方法」を参考にしてください。

端末の選び方

  • バッテリー:バッテリー最大容量を確認できる場合は確認します。80%台前半くらいだとそろそろバッテリー交換の時期です。オンラインの販売店で容量が確認できないお店だと当たり外れがあります。バッテリー状態が万全のものを求めるなら未使用品を購入するか、バッテリー最大容量の表示があるお店で購入します。
  • OS サポート期間:iPhone は発売から約6年間最新の OS が提供されるため、端末の発売年からあとどれくらい最新 OS が提供されるかを確認します。最新の OS に対応しなくなった iPhone はアプリの一部機能が使えなかったり、古すぎるとインストールできないアプリがでてきます。ただし、最新 OS に対応していないからといって端末が使えないことはありません。セキュリティに関するアップデートは最新 OS に対応していないモデルにも提供されています。
  • 外観:実機を確認できる場合は端末を横から見て筐体に膨らみがないか確認します。膨らみがある場合はただちにバッテリー交換が必要なため、購入は避けます。傷がある端末の方が価格は安くなります。ケースに入れてしまえばディスプレイ以外の傷が目立つことはありません。多少高くてもきれいな端末がほしい場合は、中古スマホ店で未使用品や新品未開封品を探します。
  • SIM:SIMフリーiPhone なのか、キャリアによって販売された元は SIMロック がかかっていた iPhone なのかを確認します。キャリアが販売した iPhone は、前所有者に起因する理由でネットワーク利用制限がかかり、SIM を使った通信ができなくなるリスクがつきまといます。中古スマホショップであればこの制限に対して保証があるので、制限がかかった場合に交換・返金のどちらの対応をしてもらえるのかなど詳細を確かめ、保証期間もあわせて確認します。

注意が必要なモデル一覧

以下は、最新のiOSに対応していないモデルです。iPhone 5c以前のモデルは、中古在庫を見たことがないので掲載していません。

現役で使えるモデル一覧

以下は、最新のiOSに対応しているモデルです。左上から発売が古い順。

購入直後のチェック項目

  • 端末が販売者の説明通りの状態か確認します。
  • 端末を横から見て膨らみがないか確認します。膨らみがある場合はバッテリーが膨張しているため、保証がある場合は販売者にすみやかに申告します。
  • Lightning・USB-C コネクタの破損や焦げ、異物が詰まっていないか調べます。
  • iPhone を起動して「こんにちは」など、色んな言語の挨拶が表示される場合、iPhone はリセットされています。iPhone を使用できる状態にするために設定を行います。
  • iPhone を起動時に「iPhone は所有者にロックされています」と表示される場合は、前所有者による保護が有効なままになっています。販売者に連絡してアクティベーションロックを解除してもらうか、解除できなければ返品などの対応をします。
  • iPhone を起動して指紋、もしくは顔認証でロックを解除します。どちらの解除方法に対応しているかはモデルによります。iPhone が前所有者設定によってロック解除できない場合は販売者に申告します。
  • バッテリー状態を「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」で確認します。ここではバッテリー最大容量などのバッテリーに関する重要なメッセージが確認できます。バッテリーが純正品以外に交換されている場合、これらの情報は利用できません。
  • SIMの対応情報を「設定」>「一般」>「情報」から確認します。「SIM ロック」の横にキャリア名が表示される場合は、そのキャリアだけで使える端末であることを意味します。「SIM ロックなし」と表示される場合は、どのキャリアでも使える SIMフリー iPhone です。

中古iPhone の魅力

買うならどこ?」の価格比較でわかるように、高価な iPhone を安価に手に入れることができるのが 中古iPhone 最大の魅力です。値段が高いと思われがちな iPhone ですが、他社製の同水準スペックの端末よりも買取価格が高く、下がりづらい傾向があるためむしろ安いとも言えます。iPhoneは 最新OS が長い期間提供されるため Android より長持ちする他、まだまだおすすめな理由があります。中古iPhone は、プレミアムで初心者にも操作しやすい iPhone を手頃な価格で入手する最良の方法です。どのモデルを選べばいいかわからない場合は、おすすめのモデルを紹介しています。

まとめ

iPhone の中古品を購入する際は、外観からわかる損傷、バッテリーの状態、保証内容などを事前によく確認しておくことが重要です。オンライン・オフライン問わず、お店で購入する場合は信頼できる販売店から購入し、返品ルールや保証期間を確認してください。お店によって保証内容に多少の差があります。購入場所にかかわらず、販売者の評価をよく確認し、第三者による評価を見ることができない場合は購入を見送ってください。「買うならどこ?」では信頼できるお店の価格を見ることができます。